英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法 英語学習法:1日30分90日で159の例文を覚えて英語をネイティブ並にする勉強方法

2006年12月24日(日曜日)

英語の勉強を続ける難しさ

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 15時59分21秒

年末年始ということもあり、知人の関係で飲みに行った。

その中で、かなり一流の商社勤めの人から、英語学習についての話を聞く機会があった。

はじめは年末の所得控除の話から、何にお金を使っているのかという話になったのだが、そこは商社マン、勉強に金を使っているということだったのだ。

「金持ちそうですね」

ある年代からは年収1千万は当たり前らしいからね。

商社ということもあり、海外勤務が一度は回ってくるらしい。

先日、子供の英語教育の話をしたが、やはり週に2回英語を習わせているとのこと。
これは、4歳くらいからはじめているらしい。

勉強する時間は短いものの、発音などはネイティブ並だとか。
語彙は子供の興味に応じて、かなり偏りがあるのであまり期待できない様子。
本格的に英語をやり始めた時に差が出てくるはずだから、今は発音とかだけ学んでくれればいいという考え方のようだ。

これは私も同意である。

本人の英語学習についても興味があったので聞いてみた。

話の流れから投資額についての言及が多かったのだが、5万くらいは普通でもっと高価なものを購入しているようだった。
「聞(—危険発言なので、削除しました—)」みたいな名前のものなど、どうもネーミングでぱっと買っているらしい。

ただし、続かないとのこと。
既に2・3セットは購入しているようだったが、見事に挫折。

ちなみに、彼ら一流商社の平均では、大学は早慶が普通で高校もかなりの進学校である。
つまり、勉強についてはかなり努力をした経験の持ち主である。

それでも英語の勉強を続けられないというわけだ。

しかし、さすがに受験のプロだけあって、目標設定が甘いからなど、私が普段フォローメールで書いてるようなことがすらすらと自己分析で出てきた。
さっとビジネスバッグから単語集を取り出すなど(私は手ぶらだったのだが)、準備もいい。

それでも、知っているのと実際にやるのは大きな差がある。

結局、彼のようなタイプは、海外勤務が内示されてから大慌てでビジネス英会話を学び、現地で実践を積んでいくのであろう。
それまでは、やってるつもりで気を紛らわすくらいの程度だ。

少し話しが外れるが、まだTOEICの勉強をしていればビジネス英語ができるようになると信じていたのは驚きだった。

「え?TOEICはビジネス向けじゃないんですか?TOEFLが留学でしょ?」

それは、一般的な誤解だ。

—危険発言なので、削除しました—

何で削除するの?

「ある種、営業妨害ですから。無料の講座でそんなリスク取りたくないです。それに、信じて頑張っている人たちもいるんですから」

そうかなあ。
親切のつもりだったのに。

「じゃあ、フォローメールだけでやりましょう」

わかった。

—危険発言なので、削除しました—

「先生、最近激しいですね」

本業がかなり忙しいので、こういう無給の仕事には気を遣いたくないのだ。

「値上げ、決まりましたから」

まだコスト割れしてそうだよね。

「……開発中ということで」


2006年12月22日(金曜日)

小学校での英語教育

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 11時05分27秒

学校の英語教育とはやや距離を置いている私だが、最近聞かれることもあるので少しだけ考えた。

「すごく多いですよ。WEBで調べたんですけど、小学校の英語教育に関する情報を発信している人とか、検索かけている人」

この前も大臣発言があったし。
確かに、こういう話はどれがいいというものでもないのだろうから、いくらでも紛糾できる。
以前も、英語の国語化についてどこかで話したような気がするが、いくつか私見を述べてみよう。

1)英語力

まずは、英語能力の問題について。

これは間違いなく、早いうちから英語を学んだほうがいいに決まっている。
日本語と英語がごちゃ混ぜになってしまう時期もあるかもしれないが、そんなものは一時のことである。

日本語は母国語としてより速いスピードで学んでいくだろうが、必要に応じて英語力も成長していく。
何といっても、発音やリスニングの面で大きく差が出ると思う。

社会一般の平均は知らないが、ちょっとお金に余裕のある家庭なら、子供の英語教育に早くから手を染めている。
多分、小学校での英語教育に反対している人の中にも、自分の子だけには英語教育を受けさせていたりするだろう。

ただし、これは学校の英語の成績とは必ずしも一致しない。
理由は、日本の学校英語では日本語と英語をちゃんと使いこなさないといけないから。
これはこれで対策が必要なもので、大学受験なんかは結構馬鹿にできないレベルなのだ。

当面、英語だけで授業ができる教師が少ないから、この傾向は変わらないはずだ。

その間、私は今のままの体制で食べていける。
それでもやはり、英語教育は早いうちからはじめた方がいいと主張しておく。

2)他の科目との兼ね合い

英語の時間が増えれば、当然他の科目にしわ寄せが来る。
その点は、学校教師の給与にも響いてくるもので、なかなか根深い問題だ。

しかしながら、大人になってから考えると、一般人なら中学レベルの国語と数学、高校レベルの英語ができれば、大して問題はないような気もする。

進学や就職でも英語力は重要視されるから、多少犠牲になる科目があっても問題はない。

理科や社会も学ぶべきだという意見には賛成だ。
しかし、歴史など詳しいものを読むと、教科書なんか全くの間違いが載っていたりするので、むしろ歴史観を養う上では必要ないものもある。

もっと早い段階から選択科目制にしてもいいと思う。
中学生の勉強を見ていると、国語と算数ができていれば、後は中学生になってからでも追いつける。

教養的な側面を重視するなら、好きな科目をたくさん取らせてあげるのもいいと思う。

小学校では難しいかもしれないが、学期毎に1単位取れるくらいにして、学期毎に科目選択ができるようにすれば、もっといろいろな経験が積めると思う。

ただし、学校と教師側にとっては人気投票に近くなり、悪夢のような仕組みだろうけれど。

3)経済への寄与

あえて経済と書いたが、国民の英語力は国力に大きく寄与する。

現在、インドとロシアのプログラマーが世界中で幅を利かせていることは有名な事実だ。
中でもインドはより安い価格で優れたサービスを提供することで知られている。

歴史的にはイギリスの植民地支配という悲しいできごとが原因だが、英語力をつけることには寄与した結果になった。

外貨獲得が進めば、国力は強くなる。
中国がドルをせっせと買っているのも、いつかアメリカを黙らせてやろうという魂胆からだし、アメリカみたいにあからさまに外国に戦争をふっかけられない日本では、経済力がものをいう。

もし、日本人が語学に堪能で、ドルやユーロ、ルーブルなど主要な外貨をどんどん稼いでくれば、ものすごく強い国になる。

「先生、またちょっと右が…」

まあ、私は早いうちに英語を学ぶことはとてもいいと思う。
ドルが没落してアメリカが三流国になっても、英語が通じる国は多いし、英語ができることはやっぱり強い。

こういうところで反対して、なぜ自分たちの能力を落とそうとする人たちがいるのか、私にはわからない。

少子化で将来の年金に悩むなら、その子供たちに稼ぐ力をつけさせてあげなくてはいけないのに。

ひどい話だ。


2006年12月18日(月曜日)

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 12時23分01秒

EMMSプログラム参加者の英語力はそれぞれ様々で、想定していたよりも幅が広かったようだ。
中には英語はほとんど勉強したことがないというメンバーもいる。
アクトバーン社とも相談して、すぐには無理だけれども、今後できるだけ対応していきたいと思っている。

実際、初心者向け教材というものをいくつか見てみたが、どちらかというとネイティブの低学年向けというような趣向のものが多いような気がする。

童話などいくつか見てみるとわかるが、単語数は少なくても文法レベルはすぐに中学生レベルを超えてしまうものが多い。

全くの初心者にはかなり取っつきづらいと思う。

いずれにせよ、ベースはEMMSの例文を中心とする前提で進めていきたい。

今回は、プログラム参加者から頂いた要望に応える内容でお送りする。

「わからない単語が多くて、意味や発音を調べるのが手間だ」

というご意見があり、個人的には「何?」とも思うのだが、最初のそんなところでつまづいてもらうのももったいないので、これに対応する解決策を提示する。

以降、説明はアクトバーン社にお任せする。

今回お伝えするのは、英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法です。
無料の翻訳サービスもありますが、もっと手軽です。

1)英単語の意味が簡単にわかる方法

「Google ツールバー」のマウスオーバー辞書機能を使います。

これは、ウェブブラウザ
・InternetExploler(IE:インターネットエクスプローラ)
・Firefox(ファイヤーフォックス)
でも使えます。
※発音を手軽に調べる方法は、Firefoxを使います。

IE版はこちら
Firefox版はこちら

それぞれのページの右側にある「ツールバーをダウンロード」をクリックしてインストールしてください。

ツールバーをインストールした後、訳したいページを表示させます。
[翻訳] メニューから [マウスオーバー辞書を有効にする] を選択し、英単語の上にカーソルを合わせるだけで、その翻訳を確認できます。

2)英単語の発音が簡単にわかる方法

こちらはFirefoxのみですが、意味と発音が両方とも手軽にわかります。
以下、説明しますが作業は2・3分程度です。


1.Firefoxの機能拡張「backword」をインストールします。

   https://addons.mozilla.org/firefox/2955/ にアクセス

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

こんなページになりますので、ページの中ほどまで下がって、

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

緑色の「Install now」をクリック。
すると、こういう表示が出ます。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

怖そうな警告が出ますが、このサイトは安全ですから大丈夫です。
「今すぐインストール」をクリックしてください。

ここで、Firefoxを一度閉じて、再起動します。

2.backwordを設定します。

次に、Firefoxのメニューから「ツール」「機能拡張」を選んでクリック。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

すると、機能拡張の画面が出ますから、黒いアイコンの「backword」を選択して、下の「設定」をクリックします。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

「Setting」タブの「Dictionary」から、「Google-Japanese」を選びます。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

次に、「Search web」にWebの翻訳サービスのアドレスを入れます。
ここでは、エキサイト辞書を入れてみましょう。

以下のアドレスをコピーして、「Search web」の「URL:」の空欄に貼り付けて(ペーストして)ください。
 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

終わったら、「OK」を押してください。

他の辞書を使いたい場合は、そのサイトで「english」などの英単語を実際に検索してください。
その後で、Firefoxのアドレスバーに表示されるURLから検索した語句を除きます。

エキサイトで「english」を検索した場合、

 http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=english&match=beginswith&dictionary=NEW_EJJE&block=37402&offset=692

のように表示されます。
ここから、english以下の
「english&match=beginswith&dictionary=NEW_EJJE&block=37402&offset=692」をカットして、残りの「http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=」を使うわけです。

3.実際に使ってみましょう。

実際の使い方ですが、以下のように調べたい単語の上にマウスポイント(カーソル・矢印)をあわせます。
※ここでは「Notes」にあわせました。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

少し待つと、上の図のような青色の小さなポップアップが出てきます。

右端:日本語の意味
スピーカー:クリックすると、英語が発音されます。
ルーペ:クリックすると、設定した辞書のページが表示されます。

backwordの機能は、Firefoxの右下側で緑色の「+」をクリックすると「オン」「オフ」できます。

英単語の意味(日本語)と発音をコンピュータ上で簡単に確認できる方法

発音は、パソコンに設定されている音声ソフトに左右されるようです。
ノーマルのWindowsXPだと、エキサイトの発音の方がきれいですね。
ただし、backwordは再生までの時間が圧倒的に早いです。
日常的に使うなら、是非使ってください。

また、普通のテキストファイル(○○○.txt)もFirefoxで表示すれば、英単語が調べられました。

IEでも同じような機能拡張があるのかもしれませんが、見つけることができませんでした。

以上になります。


2006年12月15日(金曜日)

ITを活用した学習方法

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時13分46秒

ITって知ってる?

「知っていますよ、ITでしょ?」

何の略?

「Information Technologyですか」

あたり。
日本語で言うと?

「情報、テク、えー、技術?ですか?」

そうだね。

「何ですか?」

いや、プログラム参加者向けに例文のメールマガジンを配信開始したでしょ。
それが、どういう効果をもたらすかなと思いまして。

「はあ、どうでしょうね。こちらはかなり大変だったので、是非使って役立てて欲しいと思っています」

うん。
でも、役に立たなきゃ使う価値がないからね。

今回は試験的に1日3回、問題とヒント、解答という流れで1日1問ずつ配信する形にしたけれど、個人的にはペースが遅いなあと思っている。
もっとも、プログラムマスター後にせっかく覚えた例文を忘れないようにというのが、サービス開始の理由だったのだけれども。

そのうち、問題数を多くしてくれとか、ヒントをもっと多くしてくれとか、要望があったらまた考えていくことにしよう。

しかし、携帯にメールが3回も来るとうざいな。
もうモニターは必要ないでしょ。
私のアドレスは削除していい?

「ダメですよ。159日×3回の477メール、ちゃんと受信してください。すごくお金かかってるんですからね」

そうなんだ。
でも、いやだな。

せっかくだから、プログラム買っていない人にも開放してみようよ。
こういう新しいものは、みんなで使ってアイディア出していかないといけないと思う。

「もう!コストと手間を考えてくださいよ。会員の人の配信を確実にするのが先ですよ。非会員に開放するなら、プログラム別途立てないといけないと思います」

頑張ろうよ。
新商品の開発につながるかもしれないからさ。

「……」


2006年12月13日(水曜日)

家庭教師で仲良くする秘訣

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 09時43分17秒

気づいたら、家庭教師の仕事3点目「仲良くする」が途中から脱線していた。

言葉遣いがよくなると、身のこなしなんかもよくなるから不思議だ。

「まだやっていなかったんですか」

初めの頃は、家庭教師派遣センターなんかで紹介してもらっていたので、生徒と合う合わないの問題は切実だった。
センターの営業の人がサービストークをしていることが多いので、理想(サービストーク)と現実(私ね)の差が激しいのだ。

「早稲田大学の先生よ」

とか言われても、ぱっと見はそこいらのヤンキーまがいの「オレ様」野郎だから、向こうもがっかりだっただろう。
生徒はおもしろかったはずだけど、親御さんへの受けが悪かったはず。

そのうち、言葉も格好も直ったのでそういうことはなくなったと思う。

次の段階は会話になるのだが、無理をして生徒の話をよく聞いたりしていると失敗することが多かった。
だらだらになってしまうのである。

ここは元に戻して、勉強と休憩のメリハリをつけて、生徒には方針をはっきり理解させてやるようにしたら、上手くいくようになった。

会話も相手の話をよく聞くというより、私の個性を包み隠さず理解してもらう方向でいったら、上手くいくようになった。

やはり、見せかけの安心感だけでなく、信頼感を得るようにした方がよいということだろう。

無理をするとボロが出るので、等身大の自分を出すと、会話は上手くいく。

自分をよく見せたいなら、実体が伴うように普段から努力が必要なのであった。

「今のでまとまったんですか」

まとまったんですよ。

これで一区切りついたから、これから先は思いついたことを適当に話そう。


2006年12月12日(火曜日)

国によって違う英語の発音

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 11時00分02秒

「わたくし」「オレ」の話で思い出したのだが、同じ言語でも口調によって印象が大分変わる。

私は特に最近は外国人と英語で話す機会もないのだが、口調やリズムは大体相手に合わせてしまう。

アメリカ人(地方の区別とかほとんどつかない)、イギリス人などは相手に合わせる(つもりだけで、合っていないかもしれないが)。

大学ではイギリス人や、イギリス留学の外国人講師が多かったので、

「私はオックスフォード仕込ね」
「僕はウェールズ出身」

とか言われるのだが、よくわからない。

帰国子女の子に説明してもらうと、何となくわかる程度である。

フランス人、ロシア人、インド人、中国人、タイ人などは英語が上手い人と下手な人がいるので、合わせる時とそうでない時がある。

なぜか私の会った韓国人は全員英語の発音が上手いとは言えない。
真似できないくらい違うので、こうなると合わせるも何もない。
友人から韓国のキム・ギドク監督の映画がいいよと言われたので借りたら、結構英語が出てきた。
やっぱり、かなり違う気がする。

TOEICの受験者は、日韓で半分以上を占めるというので、おそらく英語の学習環境が似ているのかもしれない。

韓国では小学3年生から英語を習っていると聞く。

すごい。
負けるなニッポーン!

個人的には、外国語は頭のいい人たちに任せて、自分は日本語だけで生きていきたいと思うくらいなのだが。


2006年12月11日(月曜日)

続)家庭教師の仕事の3点目

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時40分35秒

さて、家庭教師の仕事を大まかに見ていくと、次の3点に絞られる。

1)学習計画立案
2)学習計画遂行

まで話したのであった。

ここで教育者であれば、

3)成果を出す

と書くべきなのであろうが、私はそんなつまらない人間ではない。

というか、これだけでは成果が出ない。

3点目は、「仲良くする」である。

適切な学習計画を立てて、滞りなく遂行されれば、問題なく成果が上がるというのは素人の見解である。

あなたにも、先生が好きだから英語が嫌いになったとか、数学が得意になった原因は先生が好きだったから、などという経験がないだろうか?

ちなみに私は高校時代、生物以外は苦手だったのだが、既に中学で苦手になっていたからという背景がある。
なぜ、生物だけ得意(といっても偏差値50程度だが)だったのかというと、生物選択の時の席順で、隣りの女の子がかわいかったからである。
生物の先生の方はどっちかというと嫌いだった。

所詮、そんなもんである。

ちなみに体育の先生は大嫌いだったが、運動は元々得意だったので大丈夫であった。

家庭教師・塾講師に成り立ての頃は苦労した。

まず、「オレ」の矯正である。

塾の授業中でも、「オレさあ」とやっていたのだが、ある日先輩の先生の授業見学に行って変わった。

自分が英語を教えているクラスと同じ生徒たちだったのだが、あまりにも雰囲気が違うのに気づいた。

先輩講師の言葉遣いは、

「僕は」「ですね」「わかりますか?」

である。

他の先生の授業も見せてもらったが、

「オレさあ」「じゃん」「わかる?」

などという人はいなかった。

そこで、うちに帰って丁寧な言葉に直そうとしたら、

「拙者は」「でござる」「おわかりか?」

と時代劇みたいになってしまった。
浪人時代、バイトに行く前に時代劇アワーを見まくっていたせいである。

そこで

「私は」

だけ毎日百回くらい言う練習をした。

不思議なことに「私は」が言えるようになると、残りの文章も丁寧な言葉遣いができるのである。

これは、自分がしゃべれなくても、耳で聞いて記憶しているからであろうと思われる。

今はもう、「わたくし」と「オレ」を使い分けられるようになった。

こういうところは英会話に通じるような気がする。


2006年12月10日(日曜日)

家庭教師の仕事の3点目

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 12時46分26秒

「先生、先日お客様からお問合せのお電話を頂いたんですが」

何でしょう?

「家庭教師の仕事の3点目は何かと?」

そんなのプログラムには書いていない。

「英語学習無料講座で連載のヤツですよ」

あれは連載なのか。
そういえばそんな話もあったな。

「ちゃんと続き書いてくださいね。無料講座の問合せ受けている暇なんかないんですから。こっちは忙しいんですから」

その無料講座を無給で書いている人間に言うセリフだろうか。

ちょっと見てみよう。

家庭教師の仕事を大まかに見ていくと、次の3点に絞られる。

1)学習計画立案
2)学習計画遂行

で、学習計画を遂行するのところから長くなったり脱線したりしたのだった。

さて、3点目だがどういうつもりで3点目と書いたのか、忘れてしまった。

この何でも3点にまとめるというテクニックは、いろいろなところで使える。

何か相手に注目してもらわなければならない重要な話をしようという時、

「いいか?これには大切なポイントが3つある。1つ目は……」

と言って話しはじめる。

これには2つの効果がある。

1つは、相手が予想通りにちゃんと注目してくれること。

なぜなら、3つにまとまっているということは、法則やノウハウとして完成度が高いのではないかと思うかららしい。
これはとても重要なんだ、と思うのである。
3つでいいならそれさえ押えておけばいいんだな、と残り少ない集中力を復活させるのである。

実際、聞く側も3つのポイントにしたがって理解しようとするので、記憶もしやすいらしい。

2つめは、話し手である自分の頭が整理されるということである。

私が「3つのポイント」などという時は、大概話す内容を決めていない。
とにかく、「3つ」と切り出してから、思いついたものを最初に話すのである。
そうすると2番目の話題が浮かんでくるので、話をしながら3つめを考えるのである。

慣れないうちは結構失敗する。
相手の注目が高まっている上に、自分を追い込んだ状態にするからである。

結構、酒の席なんかで使える方法で、最初の2つをまじめに話して、3つめで落とすのである。

これは、講演など話の専門家に聞いた話だ。

直接英語とは関係ないのだけれども、英会話の時に使ってみるといいと思う。

これは万国共通で、3つ以上は「たくさん」と数える数の概念がないような国以外では通用するはずだ。

「先生、ちゃんと書いてくれました?」

ほらね。
「2つの効果がある」ではじめても、3つめでツッコミが入るでしょ?


2006年12月9日(土曜日)

英語の定期試験対策

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 11時17分44秒

家庭教師らしく、学校の定期試験対策を書いてみよう。

本来は普段の学習によって培われた英語力をもって試験に臨むのが筋だが、そういうことができる生徒は皆無に近い。

最初に一番最低な試験対策を述べる。

試験当日まで何もせず、当日になってから優等生のノートを借りて、絶対出そうなところを教えてもらって、直前まで必死に覚えこむ。

「最悪ですね」

私が高校生の時にやっていたやり方だ。
ただし、これが通用するのはあまりレベルが高くない高校の劣等生だけだ。
しかし、やった分だけ確実に点数が取れる。

「せめて前日にノートを借りるとか」

当時はあまりにも集中力がなくて、常に眠かった。
それに、まじめに勉強していると思われるのが嫌だったし。

「一夜漬けはまじめな勉強とは言いません」

さ、早速次に行こう。
次は満点狙いの方法だ。

よほど熱心な先生ではない限り、ゼロからテストを作成したりはしない。
必ずどこかにネタ元がある。

一番いいのはネタ元である教科書を丸覚えしてしまうことだ。
しかし、人によっては無理があるし、高校生にもなるとサブテキストからの出題も増えてくる。

ネタ元の種類としては、教科書・その虎の巻・準拠問題集などがある。
みんな1回やっただけで終わりにしてしまうが、満点を狙うならばできないところを無くさなければならない。

「というと?」

できなかったところを無理矢理にでも覚える。
まず、専用のノートを作って全部書き込むか、コピーを取って貼り付ける。
こうすると、やるべき勉強量が明確になる。
その後はひたすら覚えては解き、覚えては解きと繰り返す。

「いつくらいからやるべきなんでしょうか」

最低でも、試験範囲が発表になってから。
一夜漬けでノートを作ってもためになるが、それは私のような劣等生くらいしか点数に出ないかもしれない。
一夜漬けの場合は、教科書なら教科書に絞ってやらないと間に合わない。
だから、優等生のノートを借りる。

「嫌がられませんでしたか」

多分、嫌がってたと思う。
でも、優等生は余裕なところを見せたいから、頼まれると貸さざるをえない。
実際、借りるだけではなくてわからないところを教えてもらったりと直前まで引っ張っていた。

「劣等生のくせに、結構必死ですね」

ダブったらどうなるか知ってからね。
1年生の時に浪人して1歳年上の子がいたので、その頃からダブると危ないと思っていた。
2年生になった時、落ちたやつは学校を辞めてったから。

カンニングに関しては、うちの学校はマヌケなヤツが毎回カンニングで捕まっていたから、段々監視が厳しくなってやりようがなかった。
できないわけではないのだけれど、それなりに努力が要った。

「やったんでしょ?」

とにかく、カンニングなんか考えちゃいけないぞ。
大概追試でどうにかなるんだから。

「レベル低いですね」

すみません。
しかし、劣等生バージョンも満点バージョンも同じ原理で対策をしていることに気づいてほしい。

みんなが陥りがちなのは、こういう試験直前になってから変に張り切って、正統派の英語の勉強をはじめてしまうことだ。

テストはあくまでも点が取れればいい。
英語力は別物だと割り切って考えてほしい。
これは英検とかも同じ。


プログラムの次の一手

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 00時06分57秒

ずいぶんと間が空いてしまった。

正直、何を書いていたのか覚えていない。

「このプログラムをマスターしたら、次に何をやるかです」

ああ、そうだった。

プログラム参加者の年齢や元々の英語力がわからないのだが、やはり何か目的があるはずだ。
試験を受けるなら、手っ取り早くその対策をした方がいい。

ここまできたら、TOEICなどアホくさくて受けていられなくなるだろうが。

「どういうことです?」

ん?
フォローメールのネタにするから、今は言えない。
しかし、TOEICのサイトを覗けば、その理由は明らかだろう。

さて、試験など関係なくまじめに英語力をつけていこうとすれば、次に必要なのは語彙力である。

「イヤですね」

だろ?
普通ネイティブなら日常生活の中で語彙を増やしていく。

日本語で考えてみよう。

新しい趣味や仕事をはじめれば、そこで使われる言葉を覚える。
友達や知り合いができれば、彼らの話から新しい語彙や考え方も学ぶ。
本や新聞を読めば、新しい単語に接することになる。

「でも、いきなり英字新聞はきついですね」

これは元々の語彙力に左右されると思う。
大卒で英語をまともにやった参加者なら、英字新聞もそんなにきつくないだろう。
経済初心者が日本語で日経新聞を読むくらいの難しさですむはずだ。

しかし、元々中学生レベルだった場合は無理だろう。
子供が大人の新聞を読んでいるようなものだ。

「子供用のASAHI WEEKLYか何かありましたよね」

それも一つの手ではある。
しかし、年齢があっていない限りそんな悠長なことをするより、一気に語彙を増やした方がいい。

使用頻度の高い単語を2000語くらいマスターしたらずいぶん楽になる。
きついなら1000語でもいい。

せっかく学習習慣がついたのなら、この際一気にやっておくべきだ。

「新プログラムですね!」

いや、市販の適当なのでいいと思う。
作れなくはないけど、そんなに差がつかないんじゃないかと思う。
何しろ、単語集だけで食べていこうとしている著者は多いからね。

「作りましょうよ」

とにかく、この段階で1000でも2000でも語彙を増やすかどうかが鍵になる。
私たち日本人は、ネイティブのようにゆっくり覚えているわけにはいかない。
使う目的があるなら、一気にやってしまうのがいい。

注意点としては、発音記号の活用だな。
それから必ず例文つきの単語集にすること。
可能なら例文ごと覚えるといいんだが、無理はしなくてもいい。

「段々大変になりますね」

ここを乗り切れば、いろんな試験が一夜漬けレベルで対応できるようになる。
テスト対策をしながら英語力をあげるか、正攻法で行くかは本人の目的次第だから、好きな方を選べばいい。

ただ、いずれにしろやった分は身になるから。

それにしても、フォローメールとネタが被るな。
書き分けがしづらいよ。


2006年12月4日(月曜日)

新しいことを学ぶとき

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時27分55秒

参考書・教材の続きで参考になると思われることを書いておく。

何か新しい物事を学ぶときの、事前の準備や考え方についてはプログラムに書いてあるとおりだ。
ではその後にどういうふうにしたらいいのか手順を追って説明する。

1)大まかな知識を仕入れる

何がきっかけでそれをマスターしようと考えたのかは人それぞれである。
元々興味を持っていて、ある程度の予備知識があるのか、それとも全く知識がないのか。
これにより、次に取るべき戦略が変わってくる。

全く知識がない場合に一番いいのは、詳しい人に話を聞きに行くことだ。
友人なら一番いいが、そう都合がいい場合だけでもないだろうから、何がしかの専門家に聞くことになるだろう。

この専門家で使えるのが、「無料体験」である。
英会話なども多くの学校で無料体験を実施している。
こういうところは、学校の事務員が営業マンを兼ねているので、説明が上手い。
英会話自体は教えられなくても、方法論自体は詳しい。
中には、先生自体が営業マンをやってくれる場合もあるので、聞いてみるといい。

この時、相手の言うなりになって授業の体験だけして帰ってきてはいけない。
むしろ、無料体験よりもこの方法論などの方が価値が高い。
それによって、新しい物事の全体像を掴むのだ。
必要があったら、ちゃんと質問すること。

とはいえ、無料体験に出かけていくのは億劫だとか、質問できるほど積極的な性格ではないという人もいるだろう。
そういう場合には初心者用の入門書を買う。
これは一読ものである。
一度読んだら、もう読まないくらいの扱いだ。

これによって仕入れた知識で、次の本当に学ぶための本を買う。
ある程度の知識があるので、自分にはどんなものが必要なのかわかってきているはずだ。
買ったら、徹底して実践しながら学ぶこと。
この本は一読ものではなく、暗記用なのだ。
はじめてからしばらくすると、この本は失敗だったと思いはじめることがある。
そこで新しい教材探しに出かけてしまったら、あなたは既に目的を見失っているのだ。

その時は、プログラムの2枚のシートを取り出して読んでみること。
そして、無理してでもその本をやり通すことだ。

それから、参照用の本を買うかもしれないが、これは勉強中にどうしても必要だと感じてからでいい。

以上が大まかな手順になるが、最初の一読ものを読んでもわからない場合もある。
あまりにも初心者過ぎてそれ以前の予備知識が必要な状態だ。
その時は予備知識を得るために同じ手順を繰り返すか、習うより慣れろで強引に突き進むしかない。

さて、ここまで読んで賢い読者はお気づきだと思う。

物事をマスターするもっともよい方法、というよりマスターするための目的自体を達成するのに一番いい方法がある。

ヒントは書いておいたので、ちょっと考えてみてください。
プログラム参加者には、特別に教えることにしよう。


2006年12月3日(日曜日)

参考書・教材の使い方

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 13時36分26秒

前回が長くなったので持越しにした。

「プログラムの次の話はどうするんですか」

延期だ。

上手に参考書や教材を使うコツは、全部をやる必要はないと思って買うことだ。

もちろん、全てが役立つ場合もあるだろう。

私のプログラムだって、一応は全部目を通すが、90日の間に毎回使うのは、本体のうち2枚のシートと、基本例文の2冊だけである。
本体のうち第九章と十章だけが、わからないものが出てきた時に参照するものだ。
と言っても、第九章と十章だけで70%あるのだが。

例えば、発音に関しての教材があって、そのうち発音方法についての解説が優れていると思えば、そこだけをやればいい。
練習問題がダメなら使わないのだ。
代わりの練習は、他の教材から探すことにすればいい。

こういうふうにして、1冊の本でも使うべきところをはっきりさせておけば、効率よく使いこなすことができる。

自分で言っていて何だが、私のプログラムでさえ、30%は一読するだけでいいと言っているのだ。
残り、70%もあくまで参照用で、肝心なのは別冊の基本例文だけということだ。

一応念押ししておくが、一読の30%は何をマスターするにも応用できる手法であることは言っておく。

とにかく、参考書というのはそういうふうに必要な部分を取捨選択して使うものだ。

これは、わからないときが出てきたら調べる参照用。
これは、手法を学ぶための一読もの。
これは、ここからここまでを全て覚えるための暗記用。
といったふうに割り切って使うこと。

ちなみに、過去問や予想問題集というのは、自分の点数を予測するためにあるのではなく、覚えるためにある。
もちろん、傾向と対策や時間配分を見たりするのにも使えるが、傾向と対策の部分なんか読まなくてもいいくらいだ。


2006年12月2日(土曜日)

参考書・教材の選び方

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時32分45秒

まず、はっきり言っておくが私のプログラムが合わない人というのは、特に対策もせず英検準1級が取れるような人やTOEIC800点をマークするような人である。

それ以下の英語力の人は、ほとんどの場合私のプログラムに参加する価値があると思う。

「いいですね。もっと言ってください」

試しに参加しろとよく言っているが、まず第六章の手順に従って、どれだけ自分が解答できるかを認識した方がいい。

ちゃんと解答できたものだけが、あなたが使いこなせる英語だということだ。

さて、参考書・教材の選び方だった。

1)基本のマスター

まずは私のプログラムでも、無料レポートのやり方でも構わないが、例文を完全にマスターしてほしい。

それをクリアしないで他の教材に手を出そうとするのは、三輪車に乗れないで自転車に乗ろうとするようなものだ。

2)目的の明確化

実際、何を買っても全部記憶してしまうくらいだったら構わない。
しかし、そんなことができないから、あなたはこのサイトを覗いているのだろう。

いろんな目的があるだろうが、本当の英語の基礎をマスターしたいなら、私のプログラムがオススメ。

「いいですよ!」

何と言っても、覚えることが少なくて済む。
やる気の出し方から、勉強を継続する方法までいろいろと書いてある。

「もっとアピールしてください」

まあ、実際に脳内がネイティブ並みになるというのも利点ではあるが、せいぜいその程度である。

そこから英語力をアップさせるには、次の手順だ。

しかし、待て。

今書いているのはプログラムの話ではなく、普通の参考書選びだった。
プログラムの次の手は次回にしよう。

まず、何のために参考書や教材を買うのか明確にしよう。

わかりやすい例を挙げよう。

英語の辞書、英和辞典でいいがこれを全部マスターしようと思って買う人はいない。
辞書はわからない単語などが出てきた時に使うという目的がはっきりしているからだ。

年に数回しか使わなくても問題ないし、使わないことで自分を責めるようなこともない。
これは、そういう使い方をするために買ったからだ。

これに対して参考書を選ぶ時は、目的意識もなくタイトルや前書きなどを読んで買うことが多いはずだ。
教材なら、広告につられて買ってしまうのだろう。
そして、結局やらずに埃を被ってしまい、あなたは自分のやる気のなさを責めるのだ。

そこで、例えば発音が上手くなりたいなら、発音に関して自分が求めるものを明確にするのだ。
ネイティブ並みの発音を求めるなら、そのような教材を買えばいい。

書店に売っている参考書は、その点購入前に中身を確認できるのがいい。
しかし、高額になるほど事前に中身を確認できないものが多い。
使ってみて、役に立たないなら返品を要求するか、調査費用だと思ってあきらめるかしかないのだ。

そうならないために私がよく使うのは、事前に電話なり何なりで販売者に確認を取る。
小うるさい客だと思ってもらうことが大事で、相手が自信を持って答えられないようなら、その教材はアウトだ。

そういうわけで私はあまり失敗することがないのだが、選びそこなった場合は返金を謳っていなくても、電話して文句を言うことにしている。
大概うんざりして返金してくれる。

「うちは返金可能ですけど、いちいち文句言わなくていいですからね」

しかし、問題点があれば返金要求の時だけでなく、事前に伝えて欲しいと思う。


2006年12月1日(金曜日)

シュリーマンの語学マスター法

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 09時28分14秒

前回、古代ギリシャが出てきたので思い出したが、語学の達人として、トロイア遺跡の発掘で有名なハインリッヒ・シュリーマンがいた。

彼は語学の天才として10ヵ国語以上を駆使した大商人でもあるのだが、その語学学習法を紹介しよう。

少し怪しいが、子供の頃に読んだ偉人伝の記憶からなので。

『彼は、一人の老人を自分の部屋に連れてきて、椅子に座っていろと言った。
老人が何をすればいいのか聞くと、黙って私の話を聞いていろと言った。
そして、外国語の本を取り出し、まるで老人に話しかけるように大きな声で読みはじめた。』
ということである。

シュリーマンが正しく発音していたのか疑問に思うが、彼が主に扱った英語以外のヨーロッパの言語は、発音と綴りが大体一致しているものらしい。

言葉の意味がわかっていたのかもわからないが、以前紹介した『読書百遍意自ずから通ず』方式ではないだろうか。

ちなみに椅子に座る人々は、その言語のネイティブではなく、たまたま見つけた人とかだったらしい。
もちろん、「有給」である。

「プログラム値上げすればいいじゃないですか」

後から考えつく参加者へのサポートとかいろいろあって、最終的な適正価格がわからんのだよ、実際。
それが落ち着くまでは現状でいこうと思っている。

さて、要は『素読』の効用を言いたいわけである。

1つ注意点は、シュリーマンは何冊もの本を次々に読んでいたのではなく、どうやら1冊を完全にするまで繰り返していたようである。

これは、記憶するいう行為において、反復作業が非常に重要であることと密接に関係している。

私がプログラム参加者に、他の教材に手を出さず、もちろんこのサイト自体見ないで基本例文に専念して欲しいというのもこういう理由からである。

大体、英語にお金をかけても英語力がつかない人というのは、買った参考書や教材を完全にマスターしていないからである。
マスターしないから、不安になって次のものに手を出すのだ。


2006年11月30日(木曜日)

英語に高音が使われる理由

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 14時26分41秒

周波数帯域とか高音とか言うが、私も専門じゃないので適切な言葉がどれなのか正直わからない。

とりあえず、ここで言う高音というのは、日本語にはない英語で使われる周波数帯域のことだと思って欲しい。

今よく読んでいるのが、カエサルの時代前後の本だ。
William Shakespeareの『Julius Caesar』("Et tu, Brute!"で有名)を読んでから、結構おもしろいと思ったのだ。

一応専門家ではないので、ざっくりとした想像の話と思って聞いてもらいたい。
ちなみに慶應大学の入試で世界史を受験したことがあるが、多分0点だったと思う。

地中海沿岸・小アジアあたりで古代ギリシャの覇権が争われた後、ローマの時代がやってきた。
彼らは、ゲルマニア・ガリアといった今で言うヨーロッパの中心まで勢力範囲を伸ばす。
その後、ゲルマン人の大移動が起こり、ローマは滅びるのだが、この間、イギリスにはアングル人、ジュート人、サクソン人が渡ってきて、アングロ・サクソン人となった。

ちなみにドイツを指すGermanyという語は、このゲルマンから来ているわけだ。

さて、このうちアングル人、ジュート人は今のオランダあたりから来ているし、サクソン人はホルシュタイン地方が出自らしい。

オランダといえば、イギリスの前に大航海時代を制した民族だし、ホルシュタインはバルト海・北海に面した位置にある。

いずれもグレートブリテン島へ船で渡ったことは確実だから、船乗りの血が色濃く流れていることは間違いない。
それ以前のブリタニアのケルト人は中央アジアの出自だが、これも海を渡って島国で暮らしてきたのだから、やはり海と関係が深いのだろう。

「海にこだわりますね」

まあ、こじつけに近いのだが。

セシル・スコット・フォレスターの書いた『ホーンブロワーシリーズ』というイギリス海軍軍人を主人公にした海洋冒険小説が好きなのだが、私の船に関する知識はこれくらいしかない。

ちなみにこれはイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルの愛読書だったと言われる。

その少ない知識で想像すると、無線が発明されるまでの海での通信は「旗」や「明かり」しかなかったのであり、それが通用しない天候の場合は、声しかなかったのだろう。
同じ船上では「声」しかなかったのは言うまでもない。

「それで、英語は遠くまで届く高音域を使うと言いたいのですか」

そういうこと。

「実証するために、10年くらい船に乗ってきてください」

ちなみに、私は引越ししたりすると1ヵ月くらいは迷子になることがよくある。


2006年11月29日(水曜日)

英語の周波数

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時17分58秒

私が音声データの周波数をいじりたいというのには理由がある。

Royal Shakespeare CompanyでWilliam Shakespeareの『A Midsummer Night’s Dream』を観劇したことがある。

英語での演劇を観たことがなかったわけではないが、大きな劇場で観たことはない。
大きな劇場ということは、役者は大きな声が出せることが前提であり、それができないテレビや映画の俳優が出演する場合、マイクが使われることが多い。

この時、私は英語が日本語で使われる周波数帯域より非常に高いということをはじめて認識した。

遠くに音声を届かせるためには、大きな音を出さなくてはならない。
しかし、Royal Shakespeare Companyの役者は、そんなに大きな声を出さない。
しかし、はっきりと聞こえるのである。

その後、ドイツ語の演劇を観る機会があったが、これは英語の周波数帯域と違うようだ。
少人数の出演だったので、個人差があるかもしれず断言はできない。

ともかく、発声の技術が日本の役者とはとても違う。

それでいろいろ調べていったのだが、発音に使われる周波数帯域が異なることだけは事実のようだ。

プログラムのサンプルを読んだ人はわかると思うが、第1章に関連したことを書いてある。

聴覚情報は、耳から入ってきて脳内で処理されるまでに、意味のある情報であるかどうかが判別される。
この時に意味をなさない、あるいは意味がわからない情報は雑音として処分されてしまう。

この処分をクリアして残された情報というのは、普通の文明人生活ならば、平均で文庫本(ペーパーバック)60ページ分ほどではないかと言われている。

そして、日本人が英語の音声で情報を受け取った場合、この高音域の情報が処分されて捨てられている可能性が高い。

幼年時まで英語圏で育った人が、英語を再学習した場合にリスニングやスピーキング能力が高いという事例がある。
これは一度英語の発音に関する言語野が脳内に作られていたために再生が早かったのではないかと予想される。

そして、調べる限りでは英語のリスニング教材の多くが、この周波数帯域にポイントを置いて開発されているようである。

「うちもやりましょうよ。ネイティブ呼んできて、エンジニアに周波数いじってもらって」

まあ、それだけならそんなにかからないかもしれないけど、効果を実証するのは金がかかるよ。

「みんなにモニターになってもらえばいいじゃないですか。少なくとも普通のリスニング教材としては完成しているんですから」

そうだな。
しかし、もう一つ記憶効果を高める素材があって、それを入手するのが難しいかもしれない。
それをクリアできたら、教材として提供することにしよう。

「今のままじゃダメなんですか」

あまりリスニングとかこだわって欲しくないんだ。
このプログラムは、脳内に英語の言語エリアを構築することが最優先だから、やることをいくつも増やしてしまって、勉強を続けられなくなってしまうことが怖い。


2006年11月28日(火曜日)

リスニングのテクニック

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 14時16分36秒

「先生、リスニングやスピーキングに触れずにネイティブ並みを語るのはどうかと思います」

これは、プログラム作成時に非常に悩んだことである。

本来の英語学習であれば、私は音から入るのが一番だと思っている。
幼児の英語学習について聞かれた場合、音声素材を繰り返し聞いて真似ることをオススメしている。

しかし、われわれ日本人英語教師の発音に汚染された後では、まあ通じればいいんじゃないか程度で仕方ないというのが私の見解だ。

何しろ、テストの中心はリーディングとライティングだからである。
時間があるなら音から入るのだが、そういうわけには行かなかった。

「でも、どうにかしましょうよ」

比較実験で、少人数だから絶対とはいえないのだけど、おもしろい結果が出たんだ。
英文だけを聞いてもらったグループと、対応する日本文と英文を読んだグループがあって、どっちが英語力ついたと思う?

「話の展開上、後者ですかね」

そう。
別にリスニング力は一緒だと思うが、日本文を聞いた後に英文を聞くという行為の中間で、考える作業が発生するんだな。
英文だけを聞くのは、受身になりがちだから、聞き流すという結果になる。
また、日本人の場合、英語の言語エリアが構築されるまでは日本語を核にして考えているから、こういう結果になるのではないかと思う。

「じゃあ、そういう音声データ作って売りましょうよ」

んー。
後、周波数とかもいじりたいんだよね。
でも、完全に今の値段じゃコスト割れするでしょ?

「値上げですかね」

うーん。
まあ、いくつかパソコンのスピーキングプログラムを紹介する程度でいいと思う。

そういえば、リスニングのテクニックを紹介するんだったな。

よくあるテストの小問で、発音やアクセントを問われるものがある。
これに対する対策として、「よく出る発音○○」みたいな教材があって、CDなどついてくると思う。
これは非常に効果的な教材なんだけれど、音声データを聞くよりも、発音記号を覚えて、自分で発音してみる方が、圧倒的に点数が取れるようになる。
これも受身にならずに、自分で考えるという作業が発生しているからだと思われる。

もちろん、両方やれば一番いいのだが、時間がなければ自分で発音する勉強をやった方がいい。
自分が受けるテストの対策教材があれば、まずそれでその分野の満点が確定したも同じだ。


2006年11月27日(月曜日)

時間を活用するテクニック

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 14時10分57秒

そもそも勉強を続けていくためにはどうすればいいのかという話だった。

小さく切り分けて、飽きないように味付けをする勉強法を紹介する。

私のプログラムでやる演習は、全て英作文である。
1日30分と限定し、全てを一度にやる必要はない。
終了後、今までの実績と現在の実力がわかるように記録していくシステムをとっている。
この30分だけはキープして欲しい。

これだけでも構わないが、できれば覚える作業をどこかに組み込んで欲しい。

私の場合、アルバイト先の通勤時間を覚える時間にあてたことをプログラムでも紹介した。
こういう細切れ時間で構わないのである。

実は、プログラムのオーダーページにヒントが書いてるのだが、より詳しい情報はまた今度の機会に参加者にだけ教えることにしよう。

一応、ここでも実際的なテクニックを紹介しよう。
特典のハンドブックを持っている人は、そのままでも縮小コピーしても構わないから、トイレや風呂に一冊置いておくといい。

私の無料レポートにしたがって、自分でプログラムを作った人も、その例文集をトイレにおいておくのだ。
パソコンを持っているからといって、持ち歩き用にワープロ打ちする時間はもったいない。
自分のノートをコピーしてしまえばいい。
ここでは時間の使い方が一番重要なのだ。
準備に時間をかけたら意味がない。

「ハンドブックを持っている人は有利ですね」

そういうこと。
ただ、ハンドブックがない人も、基本例文を上手く印刷すれば同じようなものができるので心配は要らない。

「当然、トイレでは置いたままではなくて読んで覚えるんですよね」

芳香剤ではないからな。
それに、一人暮らしじゃない限り、声を出すのもやめた方がいい。
家族に余計な心配をかける。
安アパートで壁が薄い場合も気をつけるように。

「でも、わざわざそんなところで勉強しなくてもいいでしょう」

無論、本来は勉強よりもリラックスと関係する場所である。

しかし、便秘や風呂嫌いではない限り、日常必ず行く密室というところがポイントだ。

私は大学受験に際して、「古文単語二〇〇〇」とか何とかそういうやつをトイレにおいておいた。
数は一〇〇〇だったか二〇〇〇だったか覚えていない。
既に英語の成績が上がって、大学どこかに受かるかもしれないと思ったので、次は国語だと思ったのだ。

トイレに入ると必ず何ページか見ておくことにした。
自分に強制したのは、まずは開くということだけである。
とにかくまずは開いて見る。
飽きたらやめる。
微妙で慎重を要する別の作業を要求される場所でもあるから、無理はしなかったのだ。

すると、受験の頃までにはわからない単語がほとんどないくらいになった。
まあ、古文というのは元々その程度のものだからなのだが、実際机上で古文を勉強したのはほんのわずかである。
私の古文力は、そのほぼ全てをトイレで培った。

「だから下品なんですね」

できないよりましだ。

「先生は、源氏物語を原文で通読したと聞いたことがあります」

ああ。
図書館で借りてね。
源氏物語にも、トイレにまつわる話がかなり載っているので、一度見てみるといいよ。
「あさきゆめみし」には載っていないことがたくさんあるから。

源氏物語はすごいよ、いろんな意味で。


2006年11月26日(日曜日)

素読の効用

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 10時03分01秒

素読においては、「聞く・話す・読む・書く」をいう行為のうち、「書く」以外を全て行う。

多少酸素が薄くなるが、紙もインクも消費しないので非常に経済的である。

大切なのはもちろんそういう点ではなく、日本の英語教育に欠けている「聞く・話す」に重点が置かれていることである。

「『聞く』はないんじゃないですか」

確かに他人の声は聞かないが、自分の声は聞くことができる。
その自分の声を録音して自分で聞いてみるとなおよい。
普段は頭骨反響越しに聞いている自分の声が、実際はかなり異なった声であることに驚くであろう。

英語で素読をやる場合最高なのは、自分の発音の貧しさを認識できることである。
最初はすごく恥ずかしい。
普通の日本人であるならば、日本語の本も素読するのは恥ずかしいはずだ。
それを英語でやるのである。

プログラムでは、特に素読をやれとは進めていない。
しかし、例文を英作文で覚えろというと、必ず素読まがいのことをして覚えているのだ。
だから、特に指示はしていない。

つまり、このプログラムでは、素読に「書く」ことをプラスして、「聞く・話す・読む・書く」全てをやっているのである。

結果、例文はもちろん、類似した英文に関しても反応が早くなり、ネイティブ並みのスピードで処理できる脳ができあがるというわけだ。

「自慢ですか」

そっちが宣伝しろと言ったんだろうが。

「理屈はわかったので、そろそろテクニックを書いたらどうですか」

そうだね。
じゃあ、また次回。


2006年11月25日(土曜日)

日本古来の勉強術

カテゴリー: - 赤坂サクヤ @ 11時01分48秒

江戸時代、庶民の識字率が70%以上だったかそれくらいで、訪れた南蛮人どもが驚いたという話が伝わっている。

「南蛮人って言わないでください。英語のサイトなんだから」

当時の欧米の物語を読むと、庶民が字を読めないなんて当たり前である。
日本は古くからの優れた教育先進国なのである。

「右翼っぽいからやめてください」

この程度で右翼右翼言われるのは、まだまだ日本が国際化していないからだ。
自分が国籍を置いている国を誉めるのは、国際常識に照らさずとも普通のことだ。
あなたも「自分の両親を尊敬している」という人に対して、変人呼ばわりしませんよね。
同じことなんですよ!

話しずれるからやめておこう。
でも、こういう意識がないまま外国人と接触すると、バカ扱いされるからちゃんと考えておくこと。

「やー、○国なんてダメっすーよ。○○党が好き勝手してるのは相変わらずだし、公害がどーんどんひどくなって人がバータバタ死んでいってますー。だから、僕はニッポーン人になります。ニッポーン大好きです」

と言われたら、あなたはどう思うか。

「確かにバカに見える」

「ニッポーン」好きなのはいいけど、生国に誇りを持てよと言いたくなるだろう。

さて、この識字率を達成したのは、当時存在した民間教育機関「テラコヤ」と、各藩が運営したエリート養成学校である。

「カタカナで書かなくていいですよ」

武士階級は「四書五経」を中心に、各藩の採用したテキストを使っていたようだ。
寺子屋では「いろはにほへと」、今で言う「あいうえお」からはじめている。

ここで採用されていたのが「素読(そどく)」である。

三省堂大辞林によると、
「意味を考えないで、文字だけを声を出して読むこと。そよみ。すよみ。」
とある。

当時のテキストは、漢文が多く、日本語で書かれたものもいわゆる文語体で、普通の話し言葉ではない。

この非日常的な書物を、繰り返し繰り返し音読していくのである。

本来中国語である漢文を、訓読(漢文を日本語の文法にしたがって、語順を変えたりしながら直訳して読むこと)するのはどうかという問題はここでは触れない。

ここで注目したいのは「声を出して繰り返し読む」ことである。

『読書百遍意自ずから通ず』という諺があって、「意味のわからない本も、百回読むと自然に意味がわかるようになる」という意味である。

Repeated reading makes the meaning clear.
ということである。

「はじめて英語が出てきましたね」

誰かは忘れてしまったが、明治維新前後にドイツ語のテキストをはじめて読むのに、教科書も辞書もないまま(金もなく、辞書自体国内で入手困難だったらしい)素読してマスターした猛者がいたという逸話がある。

実際、明治維新前後の人物伝などを読むと、登場人物の会話の中に、四書五経と言った当時のテキストからの引用が普通に出てくる。

これは、当時の日本人の根性が並外れたものであったことがあるだろう。
しかし、欧米の知識人にも同様のことをやってのける人々が古来からいた。

これは考えるに、当時は娯楽が少なくて本を読むしかなかったのだろう。
芝居は字が読めない庶民のもので、文化人は本を読んだのだ。
おもしろいDVDもTVゲームもないから、暇で暇で仕方ないから、何回も繰り返し同じ本を読んだのだ。

ここまで書いておいてなんだが、私が注目するのは素読の別の効用「記憶する」という部分である。

また、長くなってしまった。。。


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